【基本編】これだけは抑えておきたい! ブライダル業界 における効果的なInstagram運用術

【基本編】これだけは抑えておきたい! ブライダル業界 における効果的なInstagram運用術

ブライダル業界 のDXを推進する弊社が、独自に実施をした「結婚式場の成約に関するプロセス調査」(※1)によると、回答者の66.9%が式場選びにおいて「結婚式場のSNS(Instagram/Facebookなど)の情報を参考にした」と回答しています。

SNSは単に写真や文章を投稿するだけの運用ではなく、いかに見込み顧客の心を掴めるかが重要になってきています。

今回は、そもそもSNSはどのようなツールなのか、その中でもブライダル関連企業にとって相性の良いツールがどれかについてお伝えいたします。

これからSNSの運用を始めようと思っている方、また、既にSNSの運用を行っているが、集客に繋がっている実感がないという方、必見です!

※1 調査概要:【調査期間】2022年05月18日~2022年5月19日【調査対象】直近で結婚式を挙げた579組と今後結婚式を挙げる予定で式場成約済みの221組のカップル【有効回答数】800【調査委託先】株式会社H.M.マーケティングリサーチ

目次

1.そもそもSNSってどんなツール?

ブライダル業界

最初に、そもそもSNSとはどんな特性のあるツールなのかについて整理しておきましょう。

本質的な考え方はとして、SNSは「コミュニケーションツール」であるということです。

つまり、双方向でのコミュニケーションをとることが非常に重要です。

アカウントやユーザーからのコメントに全く返信しない、ストーリーズでユーザーにアンケートなどを一切取らない企業アカウント、見かけることが多いのではないでしょうか?

とにかく自社の宣伝のみを行い、ユーザーとのコミュニケーションを目的としていないアカウントは単方向のコミュニケーションしか取れておらず、本来のSNSの利用目的からずれた運用をしていることになります。

せっかくユーザーとコミュニケーションを取れるという特性があるのですから、それを生かした運用を心がけましょう。

例えば、アンケートを取ったり、DM機能を解放したりすることにより、新たなニーズの発掘やファンの育成に大きく貢献することができます。

2.ユーザーのSNSの使い方

では次に、実際にユーザーがSNSをどのように使っているのかを見ていきましょう。

次のグラフをご確認ください。

ICT総研が行った調査によると、SNSを利用する理由として、最も多いものは「情報収集」でした。

※出典:「2022年度SNS利用動向に関する調査」(ICT総研)を基にグラフを作成

「タグる」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?

Googleで検索することを「ググる」と言いますが、それに合わせてSNSで検索を行う(ハッシュタグを利用して検索を行う)ことを「タグる」と呼んでいます。

「タグる」という言葉が出てくるほど、日常の検索行動・情報収集もSNSで行う時代になってきており、ユーザーが求める情報を発信できるアカウントになることがまず重要であることが分かります。

3.SNSメディアごとの特性理解

結婚式場探しにあたり、SNSが活用されている割合は66.9%!

問:式場探しにあたり、結婚式場のSNS(Instagram/Facebookなど)の情報をどの程度参考にしましたか?

結婚式場の成約に関するプロセス調査(※1)

冒頭にも述べたように、結婚式場探しにおいてSNSの情報を活用しているカップルは全体の66.9%にものぼります。

さらに年齢別に分けると、次のような結果になっています。

  •  20~29歳の約70%が「参考にした」「やや参考にした」と回答
  •  30~39歳の約63%が「参考にした」「やや参考にした」と回答

10代の頃からSNSの存在が身近であった若い世代の方が、式場選びにおいてSNSを参考にしている割合が高くなっています。

今後、さらに若い世代であるZ世代が結婚適齢期に入ってくることを考えると、ますますSNS運用は必須の集客施策となってくることでしょう!

4.それぞれのSNSツールの特徴は?

SNSを使って日常的に情報収集を行っているユーザーは多くいることが分かりました。

では、それぞれのSNSの特徴にはどのような違いがあるのでしょうか?

それぞれの違いを理解することで、各SNSの運用方法を変えていく必要性を感じていただけたらと思います。

ブライダル業界
※出典:「We Love Social【2022年10月版】人気ソーシャルメディアのユーザー数まとめ」(株式会社コムニコ)
「【2022年9月更新版】SNSの年代別、利用数・利用率や目的を徹底比較!」(GROVE株式会社)を基に表を作成

5.ブライダル業界 で絶対に抑えておきたいSNSとは?

それぞれのSNSの特徴を掴んだところで、ブライダル業界において抑えておきたいSNSについて考えてみましょう。

①ツール選定の軸

どのSNSを運用していくかを決める軸としては、次の3つが挙げられます。

  • 狙いたいターゲット層(ペルソナ)が多く利用しているSNSを選定する
  • 社内での投稿頻度や運用体制で選定する
  • 必要な機能で選定する(拡散重視ならtwitter・TikTok、エンゲージメントの獲得狙いならInstagram・YouTube、リピーター獲得狙いならLINEなど)

②ブライダルはInstagramとの相性が良い

もう1つ抑えておきたいポイントとして、ブライダル業界はInstagramとの相性が非常に良いということです。

ブライダル業界にまつわるInstagramのハッシュタグ投稿数は次のようになっています。比較できるように、主に女性に検索されるファッションのハッシュタグ投稿数についてもまとめています。

先ほどご紹介した軸から自社で運用するSNSを選ぶことも重要ですが、もし軸が定まらないということであれば、一旦Instagramを利用することもおすすめです。

ブライダル関連のハッシュタグ

ワード投稿数
#結婚式1,023万件
#プレ花嫁847万件
#結婚式準備318万件
#ウェディングドレス82.8万件
#プレ花嫁さんと繋がりたい156万件
#ブライダルフェア44.6万件
※2022年10月11日時点

ファッション関連のハッシュタグ

ワード投稿数
#コーデ1,159万件
#韓国ファッション652万件
#ワンピース489万件
#スカート114万件
#ブーツ96.3万件
※2022年10月11日時点

また、「結婚式場の成約に関するプロセス調査」(※1)によると、次のような結果も出ています。

問:結婚式場の見学/ブライダルフェアの予約をする際に何が決め手となって予約をしましたか?(複数回答可)

結婚式場の成約に関するプロセス調査(※1)

回答のTOP5より、

  • 挙式会場の外観・雰囲気が分かる写真
  • 衣装・装飾・料理・演出などの結婚式のイメージが分かる写真

が非常に重要であることがわかります。

Instagramは写真投稿が基本となるSNSですので、結婚式場の雰囲気を伝えるのにはうってつけのツールということになります。

ブライダル業界にまつわる#(ハッシュタグ)の利用が多いこと、また、写真が重要視される式場選びにおいて、Instagram投稿の相性がいいことから、式場などのブライダル関連企業にとってInstagramの運用が非常に重要であることが分かります。

参考記事:【独自レポート】 ブライダルフェア 参加後のカップルが、結婚式場を決める際にチェックしているポイントとは?

6.まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はSNS運用の基本編として、各種SNSの特徴や、その中でもブライダル関連企業と相性がいいツールがInstagramであることを解説いたしました。

次回は効果的なInstagram運用術(実践編)として、具体的な活用方法や投稿内容について解説いたします。

最後までお読みいただきありがとうございました!

\ 売上・来館率・予約率を上げるCRMツール

\ 売上・来館率・予約率を上げるCRMツール

  • URLをコピーしました!
目次
閉じる