ブライダル 業界におけるWeb広告活用術!広告代理店に求めるべきことと、効果的なコミュニケーションの取り方

ブライダル業界におけるweb広告活用術!広告代理店に求めるべきことと、効果的なコミュニケーションの取り方

ブライダル 業界に数ある集客手法の中でも、年々その重要性を増してきているのが「Web広告」です。

Web広告の運用には専門の知識やある程度の時間の確保が必要であり、自社での運用は難しい…代わりに運用をしてくれる広告代理店におまかせしているという ブライダル 企業も多いのではないでしょうか?

しかし、広告代理店に運用をすべて任せっぱなしにしてしまい、なかなか成果につながらないというケースも少なくありません。

今回の記事では、なぜ広告代理店に運用を任せっぱなしにしてはいけないのか、また、広告代理店とコミュニケーションをとる上で抑えておきたい重要なポイントについても解説していきます!

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目次

1.広告運用はブラックボックス!広告代理店にまかせっぱなしは危険かも!?

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Web広告の運用は専門的な知識が必要なため、一度広告代理店に運用を任せた後は、そのまま放っておいてしまう企業も少なくありません。

もちろん、お金を払って広告の運用を代行してもらっているのですから、過剰に運用状況を見張ったり、広告のクリエイティブやキーワードなどすべてに目を通したり、事細かくチェックする必要はないでしょう。

しかし、広告代理店からの定期的な報告だけを鵜呑みにして、すべてを任せっぱなしにすることは危険かもしれません。

例えば、場合によっては次のようなことが起こってしまうケースもあります。

  • 広告の内容が見直されておらず、広告費を無駄に消化し続けている
  • 最初の設定のまま、広告アカウントが放置され続けている
  • 本来達成したい目的に沿った配信手法がとられていない

このようなケースを少しでも避けるために、広告代理店の方と対等な視点でコミュニケーションをとれる“ディレクション力”を身につけることが重要です。

2.広告代理店に相談する前に、整理しておきたいこと

広告代理店とのコミュニケーションがうまく取れなくなる要因として最も大きい点は、社内でWeb広告運用に対する知識が不足していること。

広告を出す際にいきなり代理店に問い合わせるのではなく、まずはWeb広告の大まかな種類・目的・ターゲットの3つのポイントを整理し、どの媒体を使用するのが有効的かを社内で考えてみましょう。

①代表的なWeb広告の種類とその特徴

そもそもWeb広告とは何でしょうか?

Web広告とは、主にWeb上のメディア・媒体に広告を掲載することです。活用する場面の多いWeb広告として、最低限次の3つを覚えておきましょう。

検索連動型広告

「検索連動型広告」という単語はあまり聞いたことがない方もいるかもしれませんが、「リスティング広告」であれば聞いたことがあるかもしれません。

検索連動型広告は、GoogleやYahoo!のような検索エンジンの検索結果上部に表示される広告のことです。こういった広告をリスティング広告と言う場合もあるのですが、厳密には、リスティング広告の種類の1つが検索連動型広告です。

ユーザーが検索したキーワードに連動してテキスト広告が表示され、例えば「沖縄 フォトウェディング」と検索したユーザーには、沖縄のフォトウェディングに関連する広告が表示されます。また、検索キーワードに加えて、エリアや利用デバイスといった軸でターゲットを絞り込むことも可能です。

ユーザーの購買意欲が高まっているタイミングで広告を表示させることができるため、比較的、費用対効果が高く出る傾向にあります。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、Webサイトやアプリの広告枠に表示される広告のことです。画像や動画+テキストで表示されることが多いです。

ディスプレイ広告の場合、抑えておきたい種類としては、Googleの「GDN」とYahoo!の「YDN」です。いずれも、GoogleやYahoo!の関連サービスサイトに広告が配信されます。

年代や性別と言ったユーザー像だけでなく、ユーザーの過去の検索履歴や検索キーワードからユーザーの興味関心分野を抽出し、指定したカテゴリに興味関心を持っていそうなユーザーに対して広告を配信する、と言ったことも可能です。

ディスプレイ広告は検索連動型広告と比較すると、購買意欲がまだ低い段階にある「潜在層」向けの広告ですが、コストを抑えながら幅広く広告を配信していける為、サービスの認知拡大に適していると考えられます。

SNS広告

SNS広告とは、InstagramやTwitterなどのSNSに表示される広告のことです。

リスティング広告等でリーチできない層にも表示させることが可能で、顧客の獲得や認知の形成などが期待できます。

特にInstagramは、結婚式を検討している人が比較的多い年齢層(20代~30代)の利用率が高く、視覚的効果が高いSNSツールでもあるため、ブライダル業界の集客に向いていると言えるでしょう。

②広告出稿の目的

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次に、広告出稿の目的について整理しておきましょう。これは1番重要なポイントと言っても過言ではありません!

広告出稿の目的は主に次のようなものが挙げられ、それぞれ向いている種類の広告があります。

  • 認知獲得
  • ファン化
  • 各種お申込の獲得
  • 資料請求
  • アプリダウンロード

例えば、「そこまでWeb広告にお金をかけられないけど、まずは、成約につながる確度の高いお問い合わせや申込を獲得したい!」ということであれば、購買意欲の高い層を狙える検索連動型広告から始めることがオススメです。

逆に、「自会場やサービス認知がまだまだ足りておらず、認知度を高めたい!まずは見込顧客の自会場のことを知ってほしい!」ということであれば、より安いコストで幅広く出稿ができるディスプレイ広告やSNS広告もオススメです。

大切なことは「Web広告の出稿を通して何を達成したいのかというゴールを明確にした上で、広告代理店に相談をする」ということです。

③ターゲットは誰か(潜在層・準顕在層・顕在層)

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3つ目に意識することとして、どのターゲット層に広告を表示させたいのか、ということです。

先にも述べたように、検索連動型広告であれば、より購買意欲の高い「顕在層」向けであり、ディスプレイ広告であればまだ購買活動とは遠めの「潜在層」向けと考えられます。

「リターゲティング広告」に関しては、自社ホームページやサービスページに過去訪問したことのあるユーザーに対して、ディスプレイ広告を配信する、といったことが可能です。過去に、自社の結婚式場やサービスについて何らかの興味関心を抱いてくれている層と考えられる為、通常のディスプレイ広告やSNS広告よりは獲得がしやすい傾向にあります。

加えて、Web広告は、エリア・年齢層・利用デバイス・アプリ・興味関心といった軸でターゲティングをすることができる為、どの層(潜在層・準顕在層・顕在層)向けに配信したいのかに加えて、配信したいターゲットの像を明確にしておくことが非常に重要です。

3.成果指標(目標数値)を考える

各種広告の特徴・目的・ターゲットが整理できたら、広告を出稿する上での数値目標を仮設定しましょう。

とは言っても、広告を出稿する前から具体的な数値を設定することは難しいため、最初は感覚値で問題ありません。

例えば、認知獲得を目的としている場合は広告のクリック数(Webサイトへの流入増加数)、申込獲得を目的としている場合は広告経由での申込数、などです。

実際の広告運用がはじまった後、結果を見ながら現実的な目標に設定しなおしていきましょう。

4.整理した内容を基に、広告代理店に相談しよう

代理店とのコミュニケーションのポイントは、「Web広告出稿の目的・ターゲット・目標をしっかりと伝えること」です。

特にWeb広告出稿において、社内でどれくらいの成果が求められているのかを代理店側にしっかり求めた上で、お互いの信頼関係を築いていくことがポイントです。

また、Web広告出稿を開始すると、代理店側から定期的にレポートが送られてきたり、運用状況についての報告ミーティングが行われたりしますが、最初は専門的な用語などが多く読解が困難な場合も多いです。

レポートを読む中で不明な点はどんどん代理店側に質問し、今はどのようなパフォーマンスなのか、良い点・悪い点はそれぞれどこなのか、今後の改善施策が何かは最低限確認するようにしましょう。

5.まとめ

いかがでしたでしょうか?

一見難しそうに思える広告代理店とのコミュニケーションですが、Web広告の知識を少しインプットし、広告出稿の目的や目標を社内でしっかりと整理できていれば、対等で円滑なコミュニケーションを進められるようになります。

最初から全ての運用を代理店任せにするのではなく、広告出稿における大枠を社内で整理した上で相談をし、出稿開始後は目標に対する進捗・改善点をしっかりと管理するよう心掛けておくと良いでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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